第38回新島杯争奪全日本学生英語弁論大会
2011年7月3日[日] 同志社大学今出川校地室町キャンパス寒梅館ハーディーホール
※台風が来ても開催します
■実行委員長挨拶
第38回新島杯ホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。
第38回新島杯争奪全日本学生英語弁論大会実行委員長を務めております、
同志社大学E.S.S.の西倉知里と申します。
皆様の多くのご支援、ご協力を受け賜り、今年度も新島杯を開催する運びとなりましたことを厚く御礼申しあげます。
今年で、38回目を迎える新島杯ですが、新島杯の名のもとになった新島襄とスピーチとの関係をご存知でしょうか。今から130年以上前、新島襄は日本にキリスト教主義学校を設立したいという大きな夢を持っておりました。新島は当時の日本の社会に嘆き、日本の学生がもっと自由に学問に触れあい、今後の日本を変えていく人材へと育つ場をつくりたいと考えていたのです。
彼はそんな思いをアメリカのとある教会でスピーチにし、多くの聴衆に伝えました。彼のスピーチは、感動的で、力強く、それゆえ多くの聴衆が彼のスピーチに心を動かされ、彼に手持ちのお金を託したのです。そのお金が今、私たちが通っている同志社大学の設立費用となり、新島が夢に描いていたように、多くの学生が自由に学ぶ場となったのです。
新島がスピーチをした時代から今年2011年に至るまで、日本、そして世界は大いなる発展を遂げてきました。しかし、少し社会を覗いてみると、決して発展だけを遂げてきたわけではありません。様々な問題が山積みになっており、私達を苦しめています。しかし新島は、熱い思いは人を動かし、社会を変えられるということを身をもって教えてくれました。そこで、実行委員一同、新島が残した素晴らしき遺産をしっかりと胸にとめ、新島杯を、スピーカーが熱い思いで聴衆を動かし、よりよい社会をつくる第一歩となるような大会にしていきたく存じます。
若輩者ではございますが、そのような大会を目指すべく、実行委員一同、心をこめて努めて参りますので、引き続き皆様の温かいご支援とご協力をお願い申しあげます。
2011年7月3日日曜日、同志社大学 寒梅館ハーディーホールにて皆様にお会いできることを心よりお待ち申し上げております。
同志社大学E.S.S.
第38回新島杯争奪全日本学生英語弁論大会実行委員長
西倉知里
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実行委員長挨拶
The 38th Annual All Japan Intercollegiate English Oratorical Contest For the Neesima Trophy